(株)テラオカ
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テラオカからのアドバイス
アプローチ ・・・ 街の雑音を洗い落とすところ
外の世界と家を繋ぐ空間は植栽、パーゴラなどで演出を。
床材には凹凸の少ない滑りにくい材質を。
スロープによる段差解消には十二分の一以上のゆるやかな勾配に、幅員は1メートル以上欲しい。
足元灯で足元の安全と夜の雰囲気作りを。
道路と敷地に段差がある場合は外部階段昇降リフトを。

玄関 ・・・ 新鮮な気分で
ドアの外には雨よけの庇を。
玄関扉は可能なら引き戸を把手はレバーハンドル式に。
壁には手摺や手摺の代用品をさりげなく。
照明のスイッチは使いやすいものを。
玄関収納には車椅子の収納場所も。
床はやはり滑りにくい素材で。
沓づり段差は1〜2センチメートル以内で。
靴の着脱や車椅子の乗り換えにベンチが便利。
上がりかまちはなるべく低くわかりやすく。
段差の解消には取り外しスロープやリフトを。

居室 ・・・ 住まいの中心、楽しい空間づくり
日当たり、風通し、眺めに配慮した快適空間を。
天井には介助機器対応用の補強を。
トイレ、浴室を近くに。
ベッド回りに余裕を。
家具を手摺代わりに。
外との直接出入りも便利。(非常時の避難にもよい)段差解消にリフトを。
扉は引き戸がベター把手はレバーハンドルか棒状のもの。
床は足触りが良く、滑りにくい材質で毛足の長いカーペットは避ける。
暖房は床暖房がおすすめ。

浴室 ・・・ リラックスの場であると同時に危険な場所
明るく開放的な空間。
天井には補強を。(介助機器に対応)
手摺は必要な場所に必要な高さで。
外の景色が眺められると最高。
水栓はレバーハンドル。
非常用の通報装置を。
換気扇を付けたい。
浴室扉は引戸で安全なものを。無理な場所は折れ戸に。段差無しが原則。ガラス戸にする場合は安全ガラスに。
介護を考慮したスペース。ベンチが設けられるとベター。
浴槽の縁に腰掛けたい。
床は滑りにくく、素足に気持ちよい素材で。
床暖房が欲しい。
入浴が困難になってきたら、リフトの導入。

洗面所 ・・・ おしゃれな感じに
水栓金具はレバーハンドルに。
扉はできれば引き戸に。
椅子、車椅子が入るように。
暖房にも配慮を。(足元暖房)
自然光で明るさを。
手摺は適所に。
ベンチが置けるといい。

トイレ ・・・ おしゃれな感じに
トイレは暖かく。
ワンハンドカット。
手摺はL字型が一般的。
水栓はレバーハンドル。
内開き戸はダメ。引き戸か外開き戸に、鍵は外から解鍵できるように。
洗面所とトイレを一緒にするのも一案。
非常用の通報装置を。
ウオシュレット。
介護スペースをとりたい。
濡れても滑りにくい床材を。

廊下・階段 ・・・ 明るく楽しめる移動空間は住まいを豊かにします。
●廊下は住まいに抑揚を与える空間
出入口の巾は80センチ欲しい。できれば引き戸に把手はレバーハンドルや棒状把手を。
壁に手摺がつけやすいように下地を設けておくとよい。
さりげなく手摺や手摺機能を設けたい。
廊下の巾は90センチは欲しい。そうすれば手摺をつけても大丈夫。
廊下の段差は避けたい。
床は滑りにくく、車椅子使用を考慮して耐摩性の高いものを。
●階段で空間の上下移動を楽しむ
踊り場のある折れ階段がベター。
オープンな階段は目線が変化。
緩やかな階段は安心感を与えます。
手摺は連続させること(できれば両側)。
踏み板は滑りにくい素材で。
昇り降りが困難・危険になってきた場合、昇降リフトの導入。

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